「もぐもぐ星人」
今週のお題「秋の味覚」
ようやくひーたんも5ヶ月…ということで、最近「離乳食」をはじめた。
母乳とミルクしか飲めなかったひーたんが、ようやく摂食行動をとるということでワクワクしている反面、少しだけ不安だった。
最近の育児では「離乳食は遅くする」というのが主流らしく、5-6ヶ月のときに初めてミルク以外のものをあげることが推奨されている。
4ヶ月検診のときも「離乳食を始めるのは、子どもが初めて歩き始めるのと一緒。早く歩き始める子もいれば、遅く歩き始める子もいる。それと同じで個人差がかなりでます。」と言われた。
なので「5ヶ月です!よーい、ドン!」で始めるわけではないのだという。
うちの子は大きいので大丈夫だろう!…と思っていたが、身体は8ヶ月児でも、身体の中の作りは5ヶ月児なので焦らないことにした。
まぁ、5ヶ月後半くらいからはじめよっかな☆と計画をたて始めることにした。
…はずだった。
もぐもぐ、よだれ、食への関心…すべてがもう 限 界 だった。
一応、インターネットで色々と調べたり、保健師さんと話した結果。
プレ離乳食からスタートして、大丈夫そうなら5ヶ月からはじめよう!
ということになった。
プレ離乳食には「お粥のうわずみ液」をあげることにした。
ただ、すぐにスプーンでうわずみを飲んでくれそうもなかったのでプレ離乳食の前にスプーンでミルクをあげてみたりもした。
いざスプーンを口にあててみる…
「なんじゃこりゃ」→「ん?ミルクか」→「飲みにくいなー」という顔をして、口からダラダラするも飲んでくれた。
こんなんで離乳食あげられるのかな…不安になった。
いざ、プレ離乳食。
うわずみ液をあげる…が、やはり「なんじゃこりゃ」という顔をして口からダーっだした。
最初はこんなものだ。仕方ない。
…と思っていたら母が「ねぇ、ひーたんの口から米粒でてきたよ」
あ…うわずみにお米つぶ(お粥)はいってた。ご、ごめんひーたん…
プレ離乳食を3日終え、ようやく10倍がゆへ!
ドキドキ…食べられるかな…と、口へ運ぶと。
ぱく、もぐもぐ、もぐもぐ…
た、た、た、食べた!!!!!!!!!
すごい、ちゃんと食べたよ!!!
と、感動もつかの間、口から出しちゃいました。
けど、もぐもぐしてくれて嬉しかった私であった。
1週間は10倍がゆ、3日かけて小さじ1ずつ増やしていく…
ようやく小さじ3食べられるくらいになったら…
野菜のペースト!
最初に口にする野菜は何がいいかなぁ…と考え、今回は秋の味覚「かぼちゃ」に。
お粥よりもスムーズに食べました。(味がついているし、甘いからかな?)
残った離乳食は私が食べます。(それを見てひーたんは激おこプンプン丸になるので、こっそりと台所で…)
今日は人参スタートの日でした。
旦那さんが人参嫌いなので大丈夫かな…と危惧していましたが、どうやら大丈夫そうです。
もぐもぐ食べました!
これからどんどん食べるものが増えていって、楽しみな反面、料理がんばらなきゃな…と溜め息のでる私でした。
「もりそう・月見そう→もりそば・月見そば」
今週のお題「姉妹・兄弟」
9月6日は「妹の日」だったらしく、もうかれこれ20年間、妹という地位(?)についている私だがそれは初耳だった。
それよりも9月6日といえば…父上の誕生日だ。
今年は「9月6日の本」と「図書カード」をあげた。
我が家では本担当として、長年私の本を買ってくれた父。(主に漫画)
たまには自分の本を買ってほしいという願いをこめて、図書カードを贈ってみた。
父にとっては人生初の図書カードだったらしい…。
あと、家族から「お父さん写真集」をプレゼントした。
家族写真や父が写っている写真しか載ってない写真集。
作ろうと父の写真を探してみると、あんまりなかったりする。
いつも撮る側にまわって、被写体になることが少なかったんだろうな…
そんなちょっぴりセンチメンタルな気持ちで作り上げました。
母と兄、私からのメッセージつき。
母は「メッセージ書けばいいのね?」とスラスラと書き込んでいく一方、兄に「父上にメッセージ書いて!」といったら「俺、こういうの苦手なんだよな…」といいながら悩み「これでいく」といって捻り出された数行は、ありきたりだけどとても重みがあった。
さて、本題の「姉妹・兄弟」について。
私には6つ上の兄がいる、二人兄弟。
昔から仲良くやってきたと思うし、遠くに行けばお互いお土産も買ってくる、二人で出かけたこともあるし、話す話題もたくさんある。
兄はちょっと…うーん…かなり…?変わった人で、疲れている時以外はどんな無茶ぶりにもこたえてくれる。
顔は滝廉太郎に似ている。(ただし音楽はできない滝廉太郎)
ひーたんにもメロメロ。帰ってくると一番に「ただいまぁ~」とひーたんに声をかける。甥っ子にここまでだと、もし自分の子ができたらどうなるのだろう…。
まだ兄が大学に在学中のころ…
兄の机に兄自身の足を写した写真がたくさん置いてあった。(脚ではなく足)
とうとう兄も水虫に…きっとお医者さんに相談するために写真を撮ったんだ…と、水虫について調べて兄に話すか悩んでいたら、数日後に足の木彫りが部屋に置いてあった。
注射器がおいてあって、中には透明のゲルみたいなのが入っていて、とうとう兄も危ない道に…と思ったら、模型のための糊だった。
私は早とちりで、どうも兄のことを疑う傾向があるらしい。(結論)
そんな兄ですが、自分のやりたいことを最後までやり遂げ、休まずに、怠らずに、頑張る人です。
大学受験のとき「俺、美大いきたい」発言に我が家は騒然としましたが、予備校は一日も休まずに、冬も風邪一つひかずに、やり遂げました。
受かったときには「え?お兄ちゃん、本当に美大いくの?」と失礼なことを言いました…ごめんなさい。
やりたいことをやっている、楽しそうなお兄ちゃんを見ると嬉しかった。
今も悩みながらも、苦しみながらも、一生懸命お仕事をしている。
頑張れ、お兄ちゃん。負けるな、お兄ちゃん。
これからも私はこの距離感を大切に、兄弟仲良く生きていこうと思う。
こうやって見ると、ひーたんにも兄弟を…と思いますが、まだまだ出産の恐怖が忘れられない私なのでした。
余談ですが…
実家では某新聞の日曜日についてくる1つのクロスパズルを協力して解くのが毎週の習わしなのだが、解く順番は兄→私→母→父という順番が決まっている。と、いうかいつの間にか順番が決まっていた。
月末の難題になるまで父に順番は回ってこないので(難題以外はだいたい母で終わってしまう)「つまんなーい」といつもいじける父。
右往左往を「さおううおう」と書いてしまうちょっとおちゃめな兄。
横で見ていて「わかっちゃった」というと「絶対いわないで!だめだからね!」と必死に考える母。
うん、平和です。
「ひーたん、ホームラン王になる。」
先日、ひーたんの4ヶ月検診があった。
同じくらいの赤ちゃんがたくさん集まるところを見るのは、たぶん出産以来なのでとても楽しみだった。
「他の子がどのくらい大きいのか」「同じ月に生まれた赤ちゃんがどのくらいいるものなのか」というのも見たいポイントでもあったが、一番みたいのは「赤ちゃんを連れたお母さんの服装」であった。
学生時代はわりとオシャレに気を使い、洋服を見たり選んだりするのが好きだったのだが、妊娠してからだろうか、あんまり好きじゃなくなった。
億劫になってしまった、という言葉が一番あっているのかなぁ…
そして母からの一言。
「ちょっとは小奇麗な格好しなさいよ。」
そうよね、これからはひーたんの母として見られるのだからしっかりしなきゃ!
…と、言ってはいいものの、なかなか小奇麗がわからない。
授乳もあるし、出産しても未だ微動だにしないこの体系もある、そしてなにより「お母さん」として何を着ていいのだかサッパリわからない。
なので、この月齢の赤ちゃんのお母さんはどんな服装なのかをバッチリチェックしようと決意した。
前置きが長くなったが、4ヶ月検診。
保健センターで行われたのだが、入り口を入ると助産師さんと何人かがテレビに夢中。
…あれ、テレビなんて保健センターの受付にあったっけ?何見てるんだ?
そんな疑問は次の一言ですぐ解決された。「いま、5回ウラなのよ!」
…なるほど、甲子園ですね。
ここまで勝ち進むのはイレギュラーであり大事件らしいので、朝、助産師さんたちがテレビを受付まで運んだらしい。
「まるでパブリックビューイングね!」と助産師さん。
そ、それでいいのか!?
受付を済ませると、私より先にいたお母さんが。
話を聞くとひーたんとお誕生日が同じだった。
そして、顔だちがくっきり。どうやらハーフ?の子らしい。
うん…顔の濃さなら…負けてない気がしなくもないぞ…?
そこからぞくぞくとやってくる赤ちゃんとお母さん。
中にはハチのコスプレをした赤ちゃんもいて、ひーたんにもガチャピン着せれば良かったなぁ…とちょっと思ったのでした。
そこから検診前に絵本の読み聞かせがあり、終わると身長・体重・頭囲などを測りにいった。
身長も体重も頭囲もすくすくと育ったひーたんは、赤ちゃんを寝かせるため配布された正方形の座布団に収まりきらなかった。
試行錯誤し、ななめに彼をおいてみたが、どうも足がはみ出た。
噂によると、赤ちゃんは座布団に収まるって聞いたんだけど…あれ?
チラっと横の赤ちゃんを見ると、収まってる。噂は実証されていた。
さて、そのあと助産師さんとの個別面談。
「もともとが大きいのもありますけど、とっても大きいですね」なんて話をしていると、きゃっきゃ喜ぶひーたん。
わかるよ、この助産師さん可愛いもんね。
でもね、抱っこひもの中で暴れないでくれひーたんよ…
「ひーたん、好きなの?」というと「うれしいけど、すごい年の差だぞー?」と助産師さんが。私はこの人のお姑さんになるのか…(遠い目)
離乳食相談の初回もうけてきた。
こんなものをあげるんですよーと実際の離乳食を見せてくれるらしい。
つい3年前の育児とは違うらしく、「果汁はあげない・離乳食のスタートは遅い方がいい・今の月齢だと母乳とミルク、あげても白湯くらい」らしい。
子育てはどんどん新しくなっていくんだなぁなんて思いながら、淡々と話が進んでいった。
他の子は、大人が話しているだけなので退屈で泣きだした子もいたが、我が子。
きゃっきゃ!きゃっきゃ!…と喜ぶ。
たぶん、栄養士さんがもっている離乳食に興味を示しているのだろう…
ひーたん…そんなに栄養士さんに笑いかけても、離乳食はまだだよ…
「離乳食をスプーンでかき混ぜながら淡々と話す栄養士さん」
「それを見て退屈で泣く赤ちゃん」
「それを見て喜ぶひーたん」
「なだめるお母さん」
といった図が繰り広げられていた。カオス。
その後、待機しているとすごい人数の赤ちゃんとお母さんが。
同じ月の生まれがこんなにいるとは思わず、人数を数え忘れたが30人くらいはいた。
この中にひーたんと同じ日に生まれた子は何人くらいいるんだろうなぁ、なんて思いながら見渡していた。
最後はお医者さんの問診などなど。
ひーたんを裸にして、お隣の男の子と並べると、うん…サイズが違うぞ…?
隣の子は足を掴むのに、うちは掴まない。
隣の子は寝返りしないのに、うちはする。
個人差すごいななんて思いながらも、比べて悲観的になったり成長を急いだりするのはやめようと思っていたので、素直にすごいですね!って話をしていた。
まだ4ヶ月で出産の記憶が確かだからか、どのくらい生むのにかかったの?って話になった。
その方はとても安産で、第一子も第二子もすぐに生まれたらしく、私の話をすると「大変だ…」と顔をしかめてた。
自分が俗にいう難産だったことはもうあんまりいうのやめようって思っていたけれど、時間の話をしてしまうとどうもこういう顔をされてしまう。
いっそうのこと「まじか!そりゃお疲れ!」と肩を叩いてくれるくらいがちょうどいいのかなぁなんて思う。(初対面でそんなことされたら怖いか…?)
お医者さんに呼ばれ、ひーたんを連れて行く。
首すわりや、うつぶせの確かめ、脱臼していないかどうかなど確かめるのだが、泣いた。
突然、足をくるくる回され、突然うつぶせにされ、ビックリしわんわん泣きながら顔をあげているひーたんは…とても可愛かった。
ごめんね、こんなお母さんで…
診察が終わるとわんわん泣くひーたんを着替えさせるため、控え室にいく。
何十人も赤ちゃんがいると、一人わんわん泣くと共鳴し始めることがあるので、「やばい、このままでは共鳴する!」と思って必死に着替えさせたが、一人わんわん仲間を作ってしまった。
わー!ごめんなさい!と謝りながら着替えさせてると、他のお母さんはニコニコして笑ってた。頑張れ頑張れと応援してくださった方もいた。
お礼をいい、すぐに抱っこし控え室をでて、無事に4ヶ月検診が終わった。
受付を通ると最初にお会いしたお母さんが「ね!いま9回ウラ!見てから帰りなよ!」と言われ、甲子園を見守り、なんと…勝った。
その瞬間に大きな拍手と歓声があがり、受付の奥にいる助産師さんたちまで拍手していた。
私は母に電話し、「ほんとね、ありがとうございますぅー」というと周りにいた方々が笑っていた。
甲子園を最後まで真剣に見たのは、まーくんとハンカチ王子以来なので、とても感動した。
そして、みんなで見ると楽しいね!「きゃー!」とか「わー!」とか言いながら、最後拍手しちゃう感じが楽しい。
いやぁ、いい試合だったなぁ…なんて余韻に浸りながら帰った。
…あれ、今日なにしに行ったんだっけ?
あ!
4ヶ月検診、無事に終わってよかったです!
「ほっぺぷにぷに大作戦」
この夏、思い出としてスタジオアリスさんで写真を撮ってきた。
もちろん、ひーたんのだ!
生後100日のお祝い写真ということで、ネットで申し込みをし、意外にも2日後に予約がとれた。
我が家はスタジオアリスの名前は知っていたものの、利用したことはなかったので、どんなものだろうか…すこしドキドキした。
当日。
じぃじの車に乗り込み、ばぁば・ひーたん・じぃじ・私の4人でスタジオアリスに向かう。
夏休み、お盆、金曜日という要因が重なったからか恐ろしく混んだ駐車場でなんとか駐車し(空いている駐車場を見つけたとき車の中で拍手がおきた)、ベビーカーにひーたんを乗せレッツゴー。
受付を済ませ、奥へ進むと…にぎやか!
その日は割と混んでいたようで、たくさん子どもがいた。
命名式、お宮参り、七五三の前撮り?、誕生日、家族写真と…多種多様な衣装を着た子どもたちが走ってるか、泣いてるか、ふてくされてるか…カオスな空間だった。
さらに奥にはフィッテングルームがあり、そこからはフリフリのドレスを着たお姫様が!髪もセットしてもらっていて、とっても可愛かった。
そして、衣装選びからスタート。
何着でも選んでも値段は変わらないということなので、どんなのがあるかな約20着ほどの中から選んでいると…ヒヨコが。
私「ねぇ!ヒヨコ!可愛い!これがいい!」というと「え…顔考えようよ…」と冷たくあしらわれました。
でも記念だし、今しか着てくれないであろうから、第一衣装はヒヨコに決定!
ふと下の棚を見ると、お祭りのはっぴや着物が…その中に柔道着があった。
それを見て興奮する母、笑う父、決めた。これもだ!
私「柔道着も着せる!」というと「まじかよ…」という両親。
え、乗り気だったんじゃないんですか!?
第二衣装は柔道着に決定。
柔道着の横には桃太郎が。
スタジオアリスの人「桃太郎は人気ですよ^^」という言葉にホイホイ。
赤、緑、青があり、一番桃太郎らしい赤に。
鉢巻もあり、本格的な桃太郎だ。
第三衣装は桃太郎に決定!
他にも見てみると、おしゃれなスーツが…
うーん…可愛いけど、これは似合わないだろうなあ…と思っているとカウボーイが。
渋めの色だし、一着くらい洋服があってもいっか!と思い決定。
(そう、ヒヨコも柔道着も桃太郎も洋服じゃないのだ)
第四衣装はカウボーイに決定。
そして、いざ撮影!!!
…と思いましたが、前が混んでいるので、待機しました。
まずは柔道着。
うん…似合ってる。恐ろしいくらい似合ってる。
これ選ぶ赤ちゃんはあんまりいないだろうな…と思いながら、私も兄上が着てた柔道着もってきて着ればよかったと一瞬血迷っていた。
お隣には1歳のお誕生日の男の子が、消防士の恰好していた。帽子は嫌らしく、かぶせられると笑顔で地面に叩き付けていた。とっても可愛かった。
柔道着で待機すること数十分。
ようやくひーたんの撮影の番になった。
白い椅子に座り(首はほぼ座っているので椅子に座れた)、ポカーンとしている。
写真の光にびっくりするよりも、目の前のお姉さんのテンションにポカーンとしていた。
え?おねえさんだあれ?なにしてるの?ん?どうしたの?
…みたいな感じでお姉さんを見ていた。
必死に笑わせようとするお姉さん。もうプロの技と言わざるを得ない。
柔道着で微笑むひーたんは、なんとういうか、金メダルおめでとう!という言葉が似合ってた。
次の衣装はヒヨコ。
着替えていくうちにラブリーで、モコモコになっていくひーたんに笑いが止まらなかった(※選らんだのは私)
いやぁ、これどうよ。この渋い?というか完成された?顔で、こんな可愛い衣装とは…大人が着ぐるみを着ているような笑いが込み上げた(※選らんだのは私)
…あれ、笑いをとるために選んだわけじゃないのにな…?
もうなんとなく慣れたのか、ポカンとすることはなかった。
そしてヒヨコの衣装なのにお得意のニヒルな笑顔を浮かべてくれた。
桃太郎の衣装は、バックに大きな桃を置いたり、剣を目の前に置いたり、本格的だった。
うん、似合ってる。金のズボンには驚いたが、負けてないよ…ひーたん…
そしてなにより、撮影していたお姉さん。
ひーたんのほっぺを指ではさみ、揺らす揺らす。
すごい勢いである。ひーたん、ビックリ。お姉さんを凝視。
この辺からようやく前の人たちの撮影が終わったからか、どんどん撮影が進んだ。
そしてラスト、カウボーイ。
さすがのひーたんも疲れてきたのか、眠いのか、不機嫌になってきた。
椅子に座り、しばらくすると泣いてしまった。
泣き止んだけれど、次は首を支えるのが大変なのか前かがみに。
すぐに撮影を終わらせて、ひーたんのお仕事は終わり。
衣装を脱がせ、急いで授乳室へ。眠かったらしく、すぐに寝てしまった。
そこからは、写真を選ぶので、父に眠ったひーたんをベビーカーに乗せてもらい待ってもらうことにした。
さて写真を選ぶのは、ばぁばと私。
パソコンに1枚1枚再生されるのだが、おかしくて可愛くてたまらない。
だが写真が再生されるごとに手を叩き爆笑していた家族は、あの時うちくらいだった。
アルバム、写真たて、待ち受けプレゼント…と選んでいくうちに、インターネット予約の特典ももらえることを忘れていた。
そこで店員さんが持ってきたのは…なんだろう、なんというんだろう、よくジャニーズとかAKBとかの写真が入っているプラスチックのキーホルダーだった。
それを持ってきた時点で笑ってたのに、追い打ちをかけるように店員さんが
「あの…プラス○○円すると両面にできるのですが…」
と言ってきたので二人で笑った。
今思えば、なぜあんなに笑えたのだろうか。
きっと、キーホルダーの中でニヒルに笑うひーたんが想像できたからだろう。
お渡しは2週間後だそうだ。この夏、よい思い出になった。
そういえば、ちょうど「生後100日(生後3か月から5か月が対象だった)記念の写真で、笑った写真が撮れなければ参加費0円☆」なんてキャンペーンをやっていた。
ひーたんは見事に笑ったのだが、こんなキャンペーンを掲げられてしまっては、そりゃあほっぺをすごい勢いでプニプニされても文句いえないよな…なんて思った私でした。
「夏休み≠お休み」
今週のお題「宿題」
夏休みといえば、プールやカキ氷、旅行とかそうめんとか、こう楽しいものばかり想像つく…はずなのだがどうも夏休みといわれると「宿題」が思い浮かぶ。
私流☆宿題の終わらせ方は…
得意な感想文だけは早く終わらせる→ふぅ、やったぞ!→あ、計算ドリルやんなきゃ→あ。自由研究もだ→ま、あとででいっか→遊びにいく→疲れる→エンドレス→…→24時間テレビでランナーが走り出す→私もやらなきゃ!おかーさーん!手伝ってー!→徹夜→サライが流れ、ランナーと一緒にゴール
と、いったごく一般的な終わらせ方である。(どこがだ)
とにかくコツコツやることがとても苦手である。たぶん、続いてるのは…ツイッターくらい?
高校のときのテストは割りとコツコツできていた!…と思っていたのいたのだが、よーーーく思い返してみればテスト前の2週間だけ頑張っていた気がする。
妊娠中、作ろうとしていたオーガニックのガラガラも結局は作らずに母が作った。
なぜなら裁断の時点で自分の能力の限界を悟ったからだ。(かっこよくいっただけで、要は1人じゃなにもできなかったのだ。)
お裁縫系に関しては挫折のプロである私が、今回、とあるものを作ることにしてみた。
そう、エルゴの収納ケースだ。
☆そもそも、エルゴとは?
どこの育児サイトでも高く評価されている抱っこひも。
母親学級でも先輩ママに「エルゴいいよー」といわれ、ホイホイ買った。
実際使ってみて、新生児のころはちょっと苦労するけれど(新生児のときは専用のインサートを使わなければならないので)、本当にいい!安定するからか楽!
たぶん、誰しもが街中で使っている人を見かけたことあるんじゃないかなぁと思う。
詳しくはコチラへどうぞ。(公式ページへ飛びます)
ただ、お値段がお高め。ネットとかで買えばいいと思う。(なんのアドバイスじゃこれ)
私はポイントとか保証とかの関係で、お店で買いました。
むしろ買ってもらいました。お父さんは「こんなにするのか、最近の抱っこ紐は…」と悲鳴にも似たつぶやきをしていました。
あとね、かさばる。
これが一番苦労しました。ベビーカーと一緒にもってくと荷物の一つになってしまいます。
これなんとかならんかなーと思ったのがキッカケに、今回、収納ケースを作ってみました。
色々と検索し、参考にしながらミシンでやってみました。
久しぶりすぎて半分泣きそうでしたが、なんとか完成しました。
\ドーーーーン/
↑これを収納すると、こんな感じ。
コンパクトになって、とても便利になりました。
あと、よだれカバーも作ってみました。
(よだれカバーも公式のはブルジョワな値段がするのだ…)
そんなこんなで、私の夏休みの宿題ともいえるであろうカバー作りは終わったのだ!
スナップをつけてみたりと、いろんな冒険もありましたが、一応出来てよかったー
父上に高い器具(スナップつけるための)を買ってもらったのであとにひけなかったぜ…
「お姫様のプライド」
実家から今住む町に戻る途中。
ちょっとした旅行気分でグリーン車に乗り、のんびり眠っていこうと思っていた。
が、ちょっぴり素敵な出会いをした。
途中で「でんでらりゅーばーでてくるばってーん」と、高らかに歌ってグリーン車に乗り込んでくる女の子とおばあちゃんが私の前に座った。
その子は窓を見ながら溜息をつき「外の世界は素敵ねぇ…」とつぶやいていた。
たぶん、何かに囚われたお姫様な気分だったのかな?
私も昔はよく「自分の世界に入っていた」といわれる。
私が赤ちゃんのとき以来、お会いしていなかった母の知り合いの方に、
「気付いたら、噴水の周りをまわってミュージカルやってたのよねぇ…そんな子がお母さんかぁ」なんてしみじみ言われてしまった。
私的には覚えていなくても、そういう話を聞くとうわああああああとなるし、まさに黒歴史だ。
他の女の子がそういうことをしていても、微笑ましいし、見るのも聞くのも大好きだけど、いざ自分もやっていたと思うと恥ずかしくて仕方ない。
しばらく前のお姫様はおばあちゃんとの談笑を楽しみ、でもやっぱり飽きてしまうのか席に立て膝をし、こちらを覗いてきた。
可愛らしい子だった。4歳らしいが、とってもしっかりしたお姉さんに見える。
ひーたんもあっという間にこんなに大きくなるのかなぁ、
「N700系だあ!」「ばーちゃん!お菓子食べたい!」とか…電車でおしゃべりするのだろうか。とっても楽しみだ。
なんて思いながらおしゃべりを楽しんだ。
そして、隣に座っているおばさんとも仲良くなり、お話をした。
3人の女の子をもつお母さんで、色々と話していくうちに高校受験の話になった。
「ここはねーやっぱりレベル高いとこに行くのもいいけどねーやっぱり評定平均ないと戦えないからねー息子さんは考えて入れたほうがいいわよー」なんて言われた。
うーん…息子はまだ3ヶ月なんです…実は高校受験つい何年前の話だったりします…なんていえずに、情報を得た。
○○病院で生んだんですって話をしたら、「あらっ!Kさんって人いなかった?」と言われたので、よーく思い出すと陣痛促進剤を打ってくれた看護師さんだ。
「あ!わかります!」と答えると「その人ね…娘の彼氏のお母さんなのよ!」と教えてくれた。
うん…ありがとうございます。(いろんな意味で)
そんなこんなで、終点に到着しおばあちゃんは申し訳なさそうに謝ってきたので、あいさつをし電車を降りた。
前の女の子が突然叫び、何かと思ったら「靴がこんなんになっちまったぜ!」といって言った。おてんばなお姫様だ。。。
「名前のおはなし」
今週のお題「名前」
ふむふむ、はてなブログにはこんな面白い機能があるのか…
早速活用してみようと思う。
さて、我が家のひーたんの名前の由来…は、本名バレに繋がるのでやめておいて、どうやって決めたのかを書いていきたいと思う。
なぜか私は妊娠中、生まれてくる子は女の子だ!なんて思っていて、どんな名前にしよっかなーひらがながいいなーなんて思っていた。
自分は妊娠中、お花畑脳にならないなんて思っていたけど、今思い返せばこうやって女の子だと決め付けているのも十分なお花畑脳だなんて思う。
そして、妊娠中期に差し掛かると「あーたぶん男の子ですねー」とお医者さんから言われ、あれ、名前なんとかして考えなきゃ!と大慌てだった。
冷静に考えれば、旦那さんも私も男家系なので男の子の可能性の方が高いのだ。
で、色々と旦那さんと本を読んだりして考えて、結論「子どもの顔を見てから決める」となった。
そして決定権は私に託してくれた。
ここまではごく当たり前の話に思えた。
出産がまさか30時間もかかるとは思ってもみず、ようやく会えた我が子は立派な男の子だった。
旦那さんが「さあ、どうする?」といった。
「え…なにが?」
「なにがって…名前だよ!」
実は3つほど名前の候補があって、顔を見て決めようなんて思っていたが、なんだかしっくりこない。
そこで良い考えが思いついた。
「ねぇ、今日の天気ってなに?」
分娩室には窓はない(あったら痛くて飛び降りてたからなくてよかった)
聞くと、ひーたんが生まれた日は降水確率0%の晴天だった。
「じゃあ、ひーたんで!」
晴れだったら晴れを表す名前、雨だったらさんずいのつく名前、曇りだったら風のつく名前…といった感じに決めました。
安直だなーと思われるかもしれませんが、ひーたんの漢字にもきちんと意味があるので、自分的には良い名前だと思っております。
私は祖父から、旦那さんは曽祖父に名前をつけてもらったというから、私も父につけてほしかったんですが昔から「俺は…無理だ…人生背負えない…」と宣言されていたので、諦めました。
旦那さんもちょっと女の子っぽい名前なので、ひーたんの名前を聞いたとき「大丈夫かな?いじめられないかな?」と心配していましたが、一文字一文字きちんと由来があって、願いをこめて付けた名前なので、もし何か言われても堂々としてほしいかなと思います…